慢性心不全

呼吸困難や夕方に酷くなる足のむくみの他に、多尿や全身の倦怠感の症状がある場合は「慢性心不全」が疑われます。その時は、専門医の診察を受けることが良いと思います。

「慢性心不全」とむくみが関係があるのですね。

この場合のむくみは心臓の機能低下による血液のうっ血(うっ滞)で生じ、場合によっては急性心不全に移行することを繰り返しながら進行することがあります。
生活習慣病の一つでもあり、加齢と共に増加しますが、経過によっては罹患者の半数が5年で死亡に至るこわい病気です。

本当に怖い病気ですね。どんな検査でわかるのですか?

それは、よく知られている心電図や心エコーや胸部X線画像の検査を行います。
それから、血液検査でBNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)が心不全の重症度を測るのに用いられ検査は万全です。

検査後の治療はどうですか?

うっ血でできるむくみは、飲料水や塩分の摂取制限と利尿薬、そして降下剤(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、抗アルドステロン薬CE阻害薬)によって血圧を下げる改善を試みます。
弁膜症には外科手術、虚血性心疾患にはバイパス手術やバルーン療法による冠動脈血行再建、不整脈にはカテーテルアブレーションやペースメーカーの使用を施しますが、重症の場合は心移植が検討されることもあるでしょうね。

とても怖いですね。早期発見は可能ですか?

そうですね…むくみ程度では自分での初期診断は不可能なので、気になる症状がある場合には早めに専門医に診てもらうことが、早期発見に繋がるのだと思います。
むくみをともなう病気
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